痛風は3段階で進行していきます

痛風とは高くなった血清尿酸値が原因で怒る疾患です。その段階は3段階となっています。
痛みを伴わず、静かに痛風が進行していく無症候性高尿酸血症期。急性痛風発作期になると足の関節に痛みが発生し始め、急激な痛みが走るのが特徴です。放置していると痛み発作が発生する間隔が短くなり、気づけば歩くのも困難になることもあります。
早めの医師の診察を受けてください。
そして、慢性結節性痛風期になると尿酸塩結晶が関節以外にも溜まりだして、他の部位でも痛風の痛みを伴い始めます。

無症候性高尿酸血症期のうちに治療をする

痛風をどうにかしたいと思うなら、慢性結節性痛風期や急性痛風発作期に至る前の無症候性高尿酸血症期のうちに治療を開始するのが良いでしょう。痛風は痛みが発生し始めてから対処したのでは遅すぎます。

足が重たいなどの自覚症状があるならば適切な処置を受けることをおすすめします。
具体的な治療は高くなっている血中の尿酸値を下げる治療を行います。
とりわけ尿酸値が高くなっている場合は発作を予防するために薬物療法に頼るのもよいでしょう。

しかし可能であるならば、生活自体を改善する方がよいです。
尿酸値はアルカリ性の高い食品を積極的に摂取することで下げられると言われています。
そもそも尿酸は尿が示すとおり、アルカリ性のものに溶けやすい傾向があります。
わかめやひじきなどの海藻類、里芋やさつまいもなどの地中で生育する野菜を摂取するのも効果的と言われています。
中でもおすすめはフルーツ摂取による尿酸の除去です。
バナナやグレープフルーツなどは果物自体の水分もあるので、尿が出やすくなり、尿酸値を下げるのに一役買ってくれます。

痛風発作を起こす前触れ

痛風はある日突然に発生するケースがよくあります。しかし、その予兆を感じ取ることができれば、痛みが発生する前に対処することが可能になります。痛風発作の前触れには関節の違和感がよくあります。

例えば、足の関節がどこかにぶつけたわけではないのに、ピリピリとしびれたりするケース。
これは尿酸値が高くなって、関節の血流を悪くしている可能性があります。
よく正座をしていて足がしびれてくることがあると思いますが、それと原理は同じですね。
他にも膝にはっきりとした痛みはないけれど、鈍い痛みがあるような気がする。またはそれが長く続いているという場合は痛風に発展する可能性があるので、注意しましょう。

痛風の前触れが見られたときは、医師にかかってコルヒチンを処方してもらうとよいでしょう。
コルヒチンは炎症反応を抑える作用があり、尿酸結晶に対する白血球の働きを抑えてくれます。
このコルヒチンは痛み発作が起きてからの摂取では全く意味がないので、前触れ段階で飲まなければなりません。
自分が痛風になるだろうなと思っているなら、早めに医師にかかり、コルヒチンをもらうことをおすすめします。

痛風を放置すると本当に危険です

痛風の痛みは激痛です。風が当たるだけで痛いから痛風という病名がついたように、放っておくと歩けなくなるくらいの痛みに襲われます。
しかし、そんな痛風でも3日ほど痛みに耐えれば一時的に痛みは落ち着きます。

ここで治療せずに放置してしまう方はとても多いのですが、放置すると将来的な健康リスクを高めることにつながります。
痛風は放置していても必ず再発します。
そしてそのときには痛みがさらにひどくなり、発作の間隔が短くなり、今度は関節が曲げられなくなることもままあります。

また、尿酸が血中にたまったままになることで、腎不全などの深刻な事態を招くこともあります。
腎不全は悪化すると人工透析をしなければならず、毎日病院に通うことになります。
そうなりたくないのであれば、痛風の症状が感じられたらすぐに病院で治療を受けましょう。
治療を怠ったがために、腎機能の衰えからくる失明に陥ったケースもあります。
それだけ痛風は怖い病気なのです。